i = i + 1というのはいったい

この式をみて、「こんな式、成り立たない」と思った方はたくさんいらっしゃると思います。
数学の正解では、左辺と右辺が同じでなければ=(イコール)ではありません。
ですから、成り立たない、というのが正解です。

しかし、プログラミングの世界では、この式は成り立つのです。
言語によって多少、記述方法がことなりますが、
この i = i + 1 は、
『iに1を加えて、iに書き戻しなさい』と言う命令になります。

それでも、「この式はおかしい」とおっしゃる方がいるならば、プログラムを作るということには向いていないかも知れません。
しかし、プログラミング的思考ができないわけではありません。
記述のルールが理解できるかどうかということなのです。

プログラミング的思考で考えて、こんなシステムやプログラムを作ろうと思い、
それを実現させる方法が、プログラミングです。

プログラミングは、決められたルールで記述することになります。
これはある意味、言葉と同じですから、プログラミング言語といいます。

昔はコンピュータの資源が潤沢ではなかったので、できるだけ資源を消費しないプログラムを書いたもので、
そうすることがプログラマの腕の見せ所でした。
資源というのは、コンピュータのメモリなどを指します。
ところが、今はパソコンでも潤沢な資源があり、資源の制約より、わかりやすいプログラミングを書くようになっています。

これは、作成したプログラムを自分が修正するとは限らないからです。
つまり、自分が分かるようにプログラムを書いていては、修正や拡張をするときに、他の人が手伝うことすらできなくなるのです。
以下に分かりやすいプログラムを書くか、ここで個性が表れます。

話しは逸れましたが、この i = i + 1 、「プログラミングではそういう意味か」と受け入れられた方、プログラミングの素質ありです。
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